APS-C(レフ機)&M4/3(ミラーレス)で月の撮影

カメラの機能設定など

APS-C・フラッグシップ機とマイクロフォーサーズ・プロフェッショナルモデルで月を撮影

超望遠域の撮影を狙って、ニコン用のテレコン「ケンコー HD pro 2X DGX」を購入しました。

AF性能は期待したほどではありませんでしたが、MFで撮影できる被写体にはつかえると考え月を撮影してみました。

せっかくなので、強力なボディ内5軸手ブレ補正を持つMFT機「OLYMPUS E-M1 MK2」も持ち出し、撮影しやすさなどを比較してみました。

ボディはD500とE-M1 MarkⅡ

今回の撮影に用いたカメラのボディは以下の2種類。

ニコン D500

オリンパス E-M1 MarkⅡ

どちらも動体撮影能力で高い評価を得ている機種です。

ニコン用のテレコン2X DGXは暗所&望遠側のAF性能がイマイチなので、月の撮影でMFでの使用感をチェックしてみます。



レンズはD500用×2・E-M1 MarkⅡ用×1

APS-CのD500に2本、M4/3のE-M1 MKⅡ用に1本の合計3本のレンズを使用しました。

D500用    : TELEPLUS + TAMRON 70-200mm f/2.8 Model A001N

D500用    : AF-P DX NIKKOR70-300mm F/4.5-6.3 ED VR

E-M1 MKⅡ用 : G VARIO 100-300mm POWER O.I.S.Ⅱ

タムロンのナナニッパには2倍のテレコンを取り付け140-400mmに!

AF-P70-300mmはそのまま到着しました。

パナの100-300mmもそのまま使用しています。

D500+TELEPLUS+A001N

大三元レンズにテレコン、AFが効かないためMFです。

テレコン 解像度

換算600mm f/13 1/320秒 三脚あり

D500+AF-P DX NIKKOR70-300mm

爆速AFで評判の高コスパレンズです。

AFで撮影しました。

AF-P AF 暗所

換算450mm f/8 1/320 三脚あり



E-M1 MKⅡ+H-FSA100-300mm

強力な5軸手振れ補正でほとんどの撮影を手持ちでこなします。

今回も手持ち&AFで撮影しました。

MFT 月 暗所 AF性能

換算1200mm f/8 1/320 デジタルテレコンあり 手持ち

E-M1 暗所 AF

換算600mm f/6.3 1/320 デジタルテレコン無し 手持ち

比較してみて

正直なところ大きな差は感じませんでした。

撮影しやすさでは、軽量コンパクトな機材で手持ち撮影が可能なM4/3が断然有利でした。

ボケ感を演出したいときにはD500+A001Nでしょう。

動体撮影ならD500+AF-Pレンズが圧倒的に使いやすいと思います。

E-M1 MarkⅡも高性能なEVFで動体撮影は得意ではありますが、個人的には一眼レフの光学ファインダーに親しみやすさを感じてしまいます。

今回の撮影では、それぞれの得意分野がハッキリしたように感じます♪



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