滝や渓流などで水の流れを表現できるため、スローシャッターでの撮影は人気があります。
逆に、動きを止めるために早いシャッタースピードを駆使するケースも。
そこで、今回はシャッタースピードを3種類選択し、オリンパスE-M1 markⅡとタムロン14-150mmDiⅢを使って撮影した3枚の画像を比較してみます。
SS 1/15・1/500・1/8000 秒
この日は気持ちよく晴れ、とても撮影に適した環境でした。
とある温泉施設の入り口にある小さな人口の滝を使って「シャッタースピードが異なると、水の流れはどう見えるか」を比較します。
まずは1/15秒。
水の流れを感じさせます。
次に1/500秒
動きの速い部分は躍動感が出て、そうでない部分は静止して見えます。
最後に1/8000秒。
まるで時間を止めたような雰囲気になりました。
十分な光量のある場面では、シャッタースピードを速めることが可能です。
手ブレや被写体ブレを減らすことにもつながるため、さまざまなシーンで活用できる表現方法だと感じます。