画素・JPEGなど、よく目にするワードですが、カメラの機能や設定でRAWという文字を見かけ、気になっていました。
そこで少し調べてみたところ「RAWデータ=生のデータ」という表現が多く出てきました。
デジカメのJPEG画像=加工済の写真
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デジタルカメラのスペック表を見ると、例えばCANONなら「DIGIC-8」など搭載されている画像処理エンジンが表示されています。
JPEGで記録する場合=画像処理エンジンで加工したデータが記録されるということになるようです。
ということは、ニコンやフジフィルム・オリンパスなど、それぞれのメーカーで写真の色合いが違って感じるのは、レンズの性能もあると思いますが画像処理エンジンの味付けに特徴があるのかもしれませんね!?
一方、RAWで記録する場合=無加工のデータが記録されます。
(パナソニックのLX100の場合、SDカードにはRAWとJPEGの両方が保存されていました)
その無加工のデータをPCなどで好みの画像に加工して保存(現像)するのがRAW現像という方法です。
そのとき専用のソフトが必要になりますが、デジカメを販売しているメーカー等から無料ソフトが提供されています。
私はパナソニックのマイクロフォーサーズ機を使用しているため、パナソニックのソフト「SILKYPIX Developer Studio 8 SE」というものをダウンロードして使用してみました。
それでは、加工前後の実際の画像をご覧ください。
デジカメまかせの画像(JPEG)
今回はコンパクトなボディにマイクロフォーサーズセンサー&LEICAレンズを搭載したパナソニックの名機「DMC-LX100」を使用しています。
JPEG
LX100 : F4 1/400 34mm ISO200
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RAW現像後の画像
次は、先程の画像のRAWデータを専用ソフトで加工して現像したものになります。
RAW現像
LX100 : F4 1/400 34mm ISO200
差がわかりやすいように加工してみました。
好みもあると思いますが、明るさを変えたりモノクロにしたりといろいろと遊べることもわかりました。
データサイズの違い
今回の花の画像で比較すると、画像データのサイズはこれだけ差がありました。
RAW=14.2 MB
JPEG=4.33 MB
JPEGからでも加工ソフトを使って明るさを変えたりすることは可能ですが、画質の低下が激しくなるのかもしれません。
RAWだと元のデータが大きいため、加工を加えても画質低下が起こりにくいということなのでしょうか・・・。
と、勝手な解釈で結論付けてみましたが、素人ながら写真の楽しさを再発見した瞬間でした。