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AVモードで撮影してみよう!
プロっぽい写真が撮りたい・子供をかわいく撮りたい・背景をボカした写真を撮りたい・・・など、スマホやコンデジ写真から一歩進んでデジタル一眼カメラに求めているものは、見栄えのする美しい写真だと思います。
ここでは、プロ目線ではなく素人目線で、楽しみながらカメラの持つ機能を使いこなすためのアドバイスを掲載しています。
私は、フィルムカメラの時代から一眼レフカメラに触れる機会があり、今でも写真を撮ることが大好きな「ただの素人のカメラ好き」ですが、これからカメラを手にする方々が少しでも楽しいと感じていただけるよう発信していきたいと思います。
ミラーレス一眼カメラで解説
さて、今回のカメラは「キャノン イオス M2」です。
アイフォン6と比べてもご覧の通りのサイズで、抜群の携帯性を誇るキャノンのエントリー機です。
レンズは、美しいボケ感が楽しめる単焦点レンズ「EF-M 22mm F2.0 STM」を使います。
撮影モードは「Avモード」
オートでのみ撮影していると出会わない機能なのですが、AやAvという表記はカメラのダイアル部分などで見かけたことがあるのではないでしょうか?
今回は、そのAvモードを使ってボケ感を変えて撮影する方法をお伝えします。
上の画像はCANON M2の液晶画面です。
Avモードを選択すると、【絞り優先AE 絞り数値を変えると、背景をぼかして被写体を強調したり、手前から奥までピントを合わせられます。】と表示されました。
文章だけでは理解しにくいので、実際の撮影画像で効果を確認してみましょう。
絞り数値(F値)を変えた画像 × 4枚
下の並べた画像は、室内で三脚に固定して撮影した4枚の画像です。
異なるのは「絞り」の数値です。
ここでいう「絞り」とは、光の取り込み具合のことで、数値が小さい=光を多く取り込む(明るい)ことになり、逆に数値が大きい=取り込む光の量が少ない(暗い)ことになります。
明るい ⇐ ⇒ 暗い
左から絞りの数値の小さい順番に並べてみました。
絞り値の小さな画像では背景が大ききボケており、絞り値の大きな画像では背景がクッキリと映っています。
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1枚づつ大きな画像で見てみましょう。
F2.8 背景が大きくボケています。
メインとなる被写体を浮かび上がらせることが出来る撮影方法ですね。
F5.6 奥の貝殻が少し鮮明になってきました
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F11 貝殻の輪郭がくっきりと映っています。
F22 背景もかなり鮮明になってきました。
大勢での集合写真など、皆が均等に映る画像に適していますね。
絞り値を変えるということ
このように、同じカメラ(レンズ含む)でも絞り値の設定を変えることで写真の雰囲気を変えることが出来ます。
この機能(Avモード)を使いこなせば、ピントが合っている奥行きを変えることで昆虫や植物を撮影するときや旅行先での記念写真を撮る時など、それぞれに合った写真を残せるようになると思います。