かなり古いビデオカメラで撮影した走行動画のため画質は悪いのですが、今は無き「丸岡カートランンド」の走行動画を掲載します。
1990年代 ミニバイクで溢れかえっていたカートコース
当時、国内は空前のバイクブームとなっていました。
2スト250ccの過激なまでの開発競争は、「速さこそ正義」ともとれるようなノリで、乗りやすさよりいかにエキサイティングかを競っていたようにも感じます。
人気の250ccや400ccのレーサーレプリカを手にいれた若者が目指したのはコーナーが連続するような峠道。
走っていたバイクは、NSR250 TZR250 RGV250γ VFR400 FZR400 GSXR400など、今でも人気の車種ばかりです。
そこに集まる人たちは「走り屋」などと呼ばれ、レースさながらの熱いバトルが繰り返されました。
しかし、そこは公道。
身近なサーキット場としてカートコースが各地に完成すると、NSR50に代表される50ccのレーサーで速さを競う若者が増えていきました。
そこからもっと大きなコースを走るために250ccや400ccのレーサーを手に入れた人も多かったのではないでしょうか?
丸岡カートランド 走行動画
動画は2009年の9月のものです。
1990年代のレースでは、狭いピットに100台近いミニバイクが集まったていたと思います。
ホンダが主催するミニバイクレースが数多く開催され、マシンはフルノーマルのNSR50。
ラップタイムごとにクラス分けされ、最初はCクラスから参加し、良い成績を残すとBクラスやAクラスに上がってきます。
当時の私は1週を43秒ほどで走行していた記憶があり、2レースの参加でCクラス止まりでしたが、Aクラスのレースを見たときバケモノ揃いの集団のように感じたことを昨日のことのように思い出します。
動画を撮影したこの当時のラップタイムはXR100のSP仕様で37~38秒が自己ベストだったと思いますが、タイヤの性能も格段に良くなってるので当時のAクラスの人たちはやはりバケモノだと感じます。